ブランディング
ブランディング
ブランディングがあれば、他社との差別化になり選ばれる仕組み作りが構築できます。
ブランディングができていないと、どんなに良いサービスや商品でも売れません。
例えば、同じ商品やサービスでも、1万円払う価値があると感じるものと、こんなものに1万円は高いと感じることがあります。
この差は何でしょうか?
どうしたら「価値がある」と感じてもらえるのでしょうか?
そこで、ブランディングが必要となります。
ブランディングができていない未来
ブランディングとは、簡単にいうと「ブランド」を形作るための活動を指します。
このブランディングができていないと、どうなるのでしょうか?
同業他社との「価格競争」に巻き込まれ、サービス競争になり、自社コストが増え、利益率が低下し、コスト削減のためPRができなくなりシェアが低下します。そして、また価格を下げなければならない。この悪循環が繰り返されます。
ブランディングの種類と効果
会社をブランディング
企業そのもののイメージを向上させ、会社の信頼に繋がるブランディングです。
(ホームページやロゴ、パンフレット、資本金など)
●価格競争を回避できる
ブランディングによって競合企業との差別化ができていない場合、集客するために簡単な方法として価格を下げることがあります。何かに特化し付加価値を高めるブランディングがあれば、価値競争から脱却し企業の利益を高めることができます。
商品をブランディング
魅力的な商品にするためのブランディングです。
(価格やパッケージ、デザイン、希少性など)
●利益率の高い価格で売る
買う人が多い価格(相場価格)に設定するのではなく、利益率を算出し適正価格に設定することが重要です。
大切なことは、売り上げではなく「利益を一番残すこと」です。
マーケティングをブランディング
商品をどうやって広めるかのブランディングです。
(ターゲットや口コミ、SNS、ストーリーなど)
●付加価値をつける
売りたい価格で売るために、付加価値を伝えたり体験をさせることで商品価値を高めます。
付加価値とは
・「空間付加価値」 例)店内の雰囲気やゆったりできる空間を提供する。
・「商品付加価値」 例)厳選材料にこだわる。
・「サービス付加価値」 例)体験させる、気分良くさせたり、楽しませるなど。
空間付加価値、商品付加価値にはお金がかかりますが、「サービス付加価値」は、お金をかけずに手軽に始められ効果的です。
広告や宣伝にお金をかけなくてもお客様が商品やサービスを購入してもらうために必要な事です。
販売方法をブランディング
商品をどうやって売るかのブランディングです。
(販売方法や提携先選定、顧客選定など)
●商品を売るセールスは必要ない
売りたければ、その1歩手前の売り方のブランディングが必要です。相手から欲しいと言わせるのです。
例えば、キッチン用品を売りたい企業であれば、料理教室を開催して実際に自社の製品を使っていただき、良さを知ってもらい欲しいと思わせる。
そうなると、セールスをする必要がなくなり、お客さんに「商品を買いたい!」と言わせるセールスモデルが構築できます。
このように個々のブランディングを強化していくと、お金をかけることなく売上が取れるようになるので非常に重要です。