興味を引き付ける話し方
興味を引き付ける話し方
話をしているのに、聞き手が「あまり納得している様子がない」、「興味なさそうに話を聞いている」こんな経験はありませんか?
興味を引き付ける話し方ができるようになると
・興味を引くことにより、話の内容が記憶に残る。
・聞き手がうなずきながら、聞いてくれるようになる。
興味を引き付けるテクニックを知っておけば役に立ちます。
問いかける
人は話を聞いているだけでは、思考が停止している状態になりやすいので、問いかけると効果的です。
問いかけをすることにより、自分に注目をさせることができます。
[例]
「CREC法」で話す場合
・Conclusion:結論
⇒「質問」を入れる
・Reason:理由
・Example:事例
・Conclusion:結論
最初に結論を述べます、その結論の理由について話す前に
「なぜだと思われますか?」と問いかけます。
すると、聞き手は「なぜなんだろう」と考えます。
そうすることで、注目を集められます。
前置きをはさむ
重要な話の前や、テーマが次に移る注目させたい直前に、「前置き」を入れます。
例えば、学校の先生もこの前置きを利用しています。
注目させたいときに前置きとして「ここ、テストに出るよ!」と言いうと、生徒は注目します。
知っておくべきところが不明だと話を聞いてくれませんが、重要だと分かれば集中力を回復させることができます。
注目を集める前置きの例
・ここからが、最大のポイントです
・ここからが重要なので集中して聞いて下さい
・これだけは覚えておいてください
・ここからが一番重要なのですが…
[例]
「CREC法」で話す場合
⇒「前置き」を入れる
・Conclusion:結論
⇒「前置き」を入れる
・Reason:理由
・Example:事例
・Conclusion:結論
結論の前に、「ここが重要なんですが…」と前置きをして結論を述べます。
理由について話す前に、先ほどの質問「なぜだと思われますか?」⇒前置き「なぜかというと…」という流れで、興味を引き付けます。質問と前置きを合わせて使うことができます。
情報をまとめる
都度、情報をまとめると、相手の思考をいったん整理することができ、クリアな状態で次の話に切り替えることができ、集中力を高められます。
聞き手は、話を聞いているとメリハリがなくなり、「あれ?何の話だっけ?」っとなることがあります、そこで情報をその都度まとめると、聞き手も「ああ、そうか」と頭の中を整理できるのです。
整理した状態で、次の話へ行くことを意識すると良いでしょう。
目配りをする
聞き手にしっかり顔を向けて話すことも大事で、目配りをして相手の集中力を持続させることができます。
また、聞き手と目を合わせて、語りかけるようにすることで、メッセージが相手に響きやすくなります。
プレゼンテーションの時など人が多く集まっている場合は、前列から”Z”を描くようにジグザグに視線を動かすことで、全員に視線を向けることができます。
言葉だけでなく、目の力も借りてアピールすることで、相手の注目を集めることができます。
ボディランゲージをいれる
言葉の情報に加えて、身振り手振りを加えることで聞き手に、注目させることが出来ます。
資料説明するときに、資料に手を動かすだけでもメリハリがでます。
注意を引きたい言葉や、重要な話になるときに身振り手振りを付け加えます。
こちらの伝えたいことが聞き手の意識に届きやすくなる効果もあります。
言葉のひげに注意
言葉のひげとは、「えー」「あのー」「そのー」「えっとー」いった話の前や最中に出てくる言葉です。
せっかく興味を引き付けても、この言葉のひげを多用してるなら、ネガティブな印象を聞き手に与えます。
「この人って話に自信がないのかな?」、「あんまり聞きたくないな」と思われてしまいます。
また、「言葉のひげ」は意外と聞き手の耳に残ってしまい、肝心の伝えたい内容が伝わないことがあります。
まとめ
- 問いかけて聞き手の興味を引く
- 前置きをはさみ集中力を高める
- 情報をまとめて思考を整理する
- 目配りをして集中力を維持させる